Category Archives: 確定申告ノウハウ

確定申告の受け付け開始

 

 2012年分の確定申告の受け付けが始まった。

 

 確定申告を行うにあたり気がかりなのは、先日、税務署から送られてきた「お尋ね」の書類に必要事項を記載し、送付した後、何の音沙汰も無いことだ。もし、「お尋ね」書類の書き方で、問題があるようであれば、それを修正して確定申告したいと思っていた。逆に、何の問題が無いのであれば、その旨を伝えて欲しかった。

 

 しかしながら、音沙汰が無いので、申告内容に問題ないと理解して、確定申告することにしよう。

 

 当然、今後の物件買い増しを意識して、今回も黒字申告するつもりだ。

 

H24確定申告 決算はシュミレーション予想通り

 

 確定申告の準備は、昨年から進めていたが、今日、まるまる一日かけて決算書をほぼ完成させた。

 

 実は、昨年、大田区アパートの購入を検討する際に、H24確定申告の決算がどうなるのかをシュミレーション予想し、これなら、大丈夫だろうと結論付けて購入したのである。これなら大丈夫というのは、利回り通り儲かるとか言うことではなく、期待する黒字決算または収支ゼロになるということだ。一般的に、物件購入年度は、初期費用等の支出で赤字決算になりがちだが、それでは私の場合、困ってしまう。

 

 赤字決算なら節税になるメリットがあるのに、なぜ、黒字決算または収支ゼロにする必要があるのかと思う人がいるかもしれない。それは、サラリーマンが本業の私にとっては、赤字決算によるデメリット(給与と不動産の損益通算により住民税が安くなると、会社はこの社員は給与以外に何かありそうだと調査に乗り出す可能性がある=就業規則の兼業等の禁止)を被らないことが何よりも大事だからだ。

 

 そして、今日、全ての数字を実績数字にして決算書を作成したところ、シュミレーション予想通りの収支ゼロとなったので、一安心した。

 

 ちなみに、収支ゼロとは・・・

 損益計算書の不動産所得金額は当然のことながら購入年なのでマイナスだが、土地分の利子負担額がその金額より大きいため、最終的な所得税の申告書には不動産所得が「0」となること。

ex)

 損益計算書の不動産所得 -100万円

 土地の利子負担額  120万円

 ⇒ 所得税申告書の不動産欄には 0円 

 このように処理できるのは、購入物件価格の内訳で、建物より土地の値段がはるかに高いという稀なケース。ウイング社が私の細かいニーズを聞き入れて物件を探してくれたお陰だ。

 

税務署より青色決算説明会の案内が来た

 

 ワンルームを購入した昨年度と違い、今年はアパートを購入し、半年後にローンの借換えをしたので、今年の確定申告は複雑になると思い青色申告会への加入を検討していた。しかし、今日、税務署から「不動産用青色申告書決算書の作成説明会」を開催するとの案内が来たので、一旦、青色申告会への加入を見送り、この説明会を利用することにした。この説明会で、内容が不十分であれば、再度、青色申告会への加入を検討しよう。

 

青色申告会への加入を検討

 

 少し早いが、そろそろ、確定申告の準備をしようと思う。なぜなら、昨年の確定申告はワンルームマンション2戸だったので白色申告にしたが、今年はメリットある青色申告にチャレンジする予定だからだ。そこで、青色申告会への加入を検討することにした。青色申告会は月額わずか2,000円で記帳方法の指導、決算方法の指導、会計ソフトの指導、各種相談までしてくれるので、大変ありがたい。

 

 ちなみに、昨年は、黒字決算するために大変苦労した。今年も黒字決算にしたい。ワンルームマンションなら、土地と建物の資産価値は、ほとんどが建物のため購入時の費用は資産計上し、黒字決算しやすかった。しかし、今年購入したアパートは、土地と建物の評価が4:1という比率で殆どが土地の価格の為、購入時の費用をどのように計上すればよいか教えてもらおうと思う。

 

 

大田区より住民税の納税通知書が届く

 

 3月に実施した確定申告の結果が認められたのか気がかりだった。

 

 そして、今日、大田区役所より住民税の納税通知が届き、書類を確認したところ、確定申告の内容通りの課税となっていた。つまり、数ヶ月間苦労して確定申告した内容(不動産取得時の付随費用の処理方法など)が税務署に承認されたということで、ひと安心した。