メインバンクからは、未だに融資の返事がないので、仲介業者も焦りはじめた。
「チドリンさん。実行まで、あと10日ですが大丈夫でしょうか?」
「支店としては、本部にかけあって何としても融資を通すと言っているので、信じるしかありません。」
支店と相談の上、融資実行予定日を決めたので、それまでには結論を出してくれるだろう。。
ここまで、時間を費やして、まさか最悪の結果にはならないと思うが、不安だらけだ。。。
メインバンクからは、未だに融資の返事がないので、仲介業者も焦りはじめた。
「チドリンさん。実行まで、あと10日ですが大丈夫でしょうか?」
「支店としては、本部にかけあって何としても融資を通すと言っているので、信じるしかありません。」
支店と相談の上、融資実行予定日を決めたので、それまでには結論を出してくれるだろう。。
ここまで、時間を費やして、まさか最悪の結果にはならないと思うが、不安だらけだ。。。
メインバンクの信用金庫からは、未だに、融資結果の連絡が来なかった。
実は、このような状況になることを、私は予想していた。というのは、現在、一棟物APを3棟、区分を3つ所有しており、ほとんどをフルローンで借り入れているため、約2億円の借入残高があることに加え、ある事業計画(不動産以外)のため、他行の無担保カードローン等で約1,900万円程度の借入があるのだ。
当然、信用金庫からすれば、この借入状況は信用情報機関から把握できるので、追加融資は非常に難しいと判断しているに違いない。しかし、長年付き合いのあるメインバンクとしては、その状況も理解しつつ、何とかしようとしているのだろう。
なお、ある事業計画とは、このブログで初めて公表するが、いずれ掲載しようと思う。
その後も、やはり、融資課からの質問に対して繰り返し回答する日々が続いた。しかし、いつになったら結論が出るのか見通しがつかない状況が続いた。いつもは、数日で融資が下りるのに、今回は根掘り葉掘り細かいところまで質問が及び、時間がかかっているので、明日にも銀行から「今回は融資駄目でした」と言われるような気がした。
そんな中、不動産会社から、融資の状況はどうかという問い合わせが来た。私は、正直に、銀行の支店としては融資に積極的なのだが、ローン残高が多いので、本部の了解を取るのに苦労していて、見通しがついていないことを伝えた。
その後、支店長代理から、物件に関する質問が来て、それに回答するというやり取りを繰り返した。結果、銀行の支店営業課としては、物件に対する気になる点はクリアしたようだ。
しかし、支店の融資課としては、現在のローン残高(約2億)に加え、新たなローン(フルローン)を組むことは、本部が簡単に認めないだろうから、どうやって、認めてもらうか稟議書の内容の建て付けに悩んでいる様だった。
信用金庫の支店長代理から電話があった。
「チドリンさん。物件について教えてください。
・1Fの工場は、何を製造している工場ですか?
・2Fの住居は、4部屋ありますが、全て入居されているのでしょうか?
・建物の図面はありますか?
・建物の構造は鉄骨ですか?
・接道は公道でしょうか?・・・」
など、普通の質問だったので、すぐに回答した。