Monthly Archiv: 6月, 2020

特別縁故者として相続に取り組む⑱ 【最終回】相続財産が振り込まれた

相続財産管理人から送られてきた送金依頼書に署名、押印して数日が経過した。そして、相続財産管理人から、送金予定日の連絡があった。

 

父は、その送金予定日を楽しみにし、ようやく、その日を迎えた。そして、銀行に行き記帳してみると、本当に入金されていることに驚いていた。

 

こうして、被相続人が死亡してから約3年に亘り取り組んできた特別縁故者の相続は、税理士や弁護士など、色々な人に相談しても特別縁故者として財産を相続することは無理と言われたが、諦めずに取り組んだ甲斐があり、財産分与してもらうことができた。

 

今回の成果は、私自身の働きが大きいので、父からお金を借りて、不動産取得の頭金にしようと思う。

特別縁故者として相続に取り組む⑰ 送金依頼書の案内が届いた

裁判所からの判決で、相続財産を分与してもらえることが確定したが、その受け取り方法が不明だった。

 

どうすればいいのか。数日、様子を伺っていると。。。

 

相続財産管理人から連絡があり、送金依頼書が送られてきた。その送金依頼書には、すでに確定した財産金額が記されており、署名、押印して返送してほしいとの指示だった。

 

父は、すぐに、署名、押印して返送した。そして、数日後。。。

 

特別縁故者として相続に取り組む⑯ 驚愕!裁判所の判決が出た。。。

特別縁故者(父)として相続財産の分与申立を行った後、相続財産管理人が裁判所に対して意見書を提出した。その内容は前回のブロックで記した通り、非常に評価をしてもらい満足のいくものであった。しかし、その管財人の意見が、そのまま、裁判所に通るケースは少ないとネットに掲載されていた。

 

そんな期待と不安で、約1カ月、裁判所からの連絡を待っていた・・・

 

そして、ようやく、裁判所から手紙が届いた。

 

恐る恐る、手紙を開封して内容を読むと、「相続財産管理人の意見が相当である」という文書が目に飛び込んできた。つまり、管財人の意見書通り、満額を相続できるとの審判結果だった。

 

父は、世の中、こんなことがあるんだな、、、親切にしておいてよかった。このお金で俺も老人ホームの頭金にしようと喜んでいた。

 

ただ、今回の書類には、お金の受取について、まったく記載されていなかった。どうすればよいのでだろう。。。