無事、融資の仮審査が通ったので、売主と売買契約を締結した。契約場所は、売主が不動産業者ということもあり、売主の会社で行った。
売主側は2名、こちらは仲介業者の営業マンと私の2名で手続きをした。契約内容は事前に確認しておいたので、読み合わせはポイントのみということもあり、あっという間に終わった。
ただ、せっかくの機会だったので、手続き終了後、前所有者の情報や、今回の売却物件の評価、今後の不動産市況等について1時間くらい雑談した。そして、最後に、最近は仮審査が通ってもローンブレイクするケースがあるので油断できないね、という話をされてしまった。(汗)
スピード勝負物件のため、判断の早い三井住友トラストローン&ファイナンスに融資申込をした。
申込から5営業日迄に仮審査の結果が出るとのことだったが・・・
実は、過去に別の物件でトラストに融資申込をしたところ、審査結果がNGだった経験があるので、かなり心配だった。
そして、丁度、5営業日目に、仮審査結果の連絡が来た。
審査には全く問題なくOKだった。これなら、本審査も問題ないだろうとのことだった。
大変ありがたい。
仲介業者の営業マンは、仮審査が通ったことを直ぐに売主に報告して、売買契約の手続き調整に入った。
トントン拍子で物事が動いていく感じがした。
物件案内を受けたその場で買付申込書を提出した。
そして、その翌週、融資申込書の書類を作成するため、仲介業者の営業マンに自宅に来てもらった。
自宅に来てもらった理由は、複数物件を所有していると融資に必要な書類がたくさんあるので、メールでのやり取りするのは非常に面倒だからだ。営業マンに来てもらい、その場で営業マンのカメラで必要書類を写真に収めてもらえば、あとは、お任せできる。
ちなみに、今回の融資申込先は、審査スピードを重視したためトラストローンにした。申込から遅くとも5営業日以内に仮審査結果がで出るとのことだった。
ただし、トラストローンの場合、金利は高く、1割自己資金投入、高額の手数料などの条件がついてしまうが仕方がない。
今どき、高積算でありながら、23区内の再建築可能物件。
現地を案内された後、喫茶店で担当営業マンから詳しい話を聞いた。聞いた中で、マイナスポイントだと感じたのは、
・接道が4m未満なので、共同住宅が建てられない。(長屋住宅ならOK)
・1世帯の間取りが何と6DKなので、退去後は客付が難しい。(現状満室)
・境界線が一部不明な部分があるが、確定測量は実施していない。
・建物のメンテナンスがされておらず、購入したら直ぐに外壁塗装する必要あり。
・通路部分が砂利道になっている。
というような内容だった。しかし、高積算なので、致命的なマイナスではないと感じた。
一方、現状での買付申込はいくつあるのか尋ねると、すでに、1本入っているという。また、融資が決まるまでは買付申込を受ける方針なので、もっと、増えるだろうとのことだった。
私は、頭の中で、いろいろ計算して、その場で、買付申込にサインした。