Monthly Archiv: 9月, 2016
火災保険の加入手続きを終えた数日後、決済日を迎えた。
場所はメインバンクの会議室。売主と売主側の不動産会社、そして、買主である私と不動産会社、銀行関係者、司法書士で小さな会議室は満杯となった。
不動産会社の慣れた進行と銀行側の素早い送金作業で決済事務手続きは順調に進んだ。そして、1時間半くらいで全ての手続きが無事終了した。
不動産購入の申込から長い時間がかかったが、やっと、終わってホッとした。今回の物件購入により、所有不動産はアパート4棟21部屋、区分3室になり、不動産投資の一般的な目標と言われる資産2億円を達成することが出来た。
今回の物件も全労済の火災保険に入ろうとしたが、工場は加入不可と言われた。
民間の火災保険なら加入できるが、割安な共済保険に入りたいので徹底的に調べた。
その結果、
・都民共済も全労済と同様に住宅のみ加入できる保険なのでNG
・コープも同様。
・とうきょう共済(知らない人も多いと思う)は加入OKだった。直ぐに資料を取り寄せて担当者と話をしたが、地震保険が無いということで諦めた。その他の内容は良かった。
・JAも加入OKということで、資料を取り寄せ担当者と話をした。地震保険もあることがわかり、この保険に決定。ただ、JAのネックは積立型(満期時に受領)という珍しいタイプなので掛け金が割高。
メインバンク本部の融資承認が下りたので、火災保険の検討に入った。
いつものように、安くて保障がしっかりしている全労済に加入しようと思い、窓口に電話をしたところ、何と、工場は加入でいないという。
これはヤバイと思い、工場を扱える共済保険を早急に調べることにした。最悪、民間でも良いが、やはり、保険料が高いので、何とかしたいところだ。
支店長の承認はもらったものの本部承認が未だなので、決済を2週間延期することにし、そのための契約変更手続きを進めていた。
そして、変更手続きをしているころに、メインバンクから、本部の承認を取れたとの連絡があった。
融資申し込みから、本部承認まで、非常に時間がかかったが、何とか正式融資を取り付けた。
あとは、決済日を待つばかりとなった。
メインバンクから既に融資を受けている物件に対して、追加で担保設定することに合意すると、メインバンクは直ぐに手続きに入った。
そして、私は必要書類の提出を依頼されたので、すぐに対応したが、再度、メインバンクから連絡が来た。
「チドリンさん。何とか融資は支店長判断でOKとなりましたが、手続きにまだ時間がかかるので、大変申し訳ありませんが、決済日を数日ずらせないでしょうか?」という相談だった。
そもそも、今の決済日はメインバンクと相談の上で決めたのに、何を今さら・・・
と、思いつつも、やっと融資OKという言葉を聞いたので、不動産会社に相談してみますと返事をした。
そして、不動産会社に連絡したところ、支店長がOKというのであれば流れることはないと思うので、売主さんにかけあってみます、と言ってくれ、2週間の決済延期が決まった。