不動産の購入から経営状態の全てをリアル公開

戸越銀座物件を購入したく、メインバンクに融資の打診をしたところ、支店長から連絡があり、条件付きで融資OKとのことだった。

すでに、当メインバンクには3億のローンがあるので、今回の物件を追加すると約4.5憶になる。

銀行としても、個人事業主に、これだけでけの融資を付けるのは滅多にないそうで、理事会での承認になるとのことだった。ただし、その理事会までに以下の条件をクリアする必要があった。

・現在の出資金とは別に、30万円を追加

・現在の積立とは別に、10万円を追加

・金利は希望よりも少しアップ（ただし2%未満）

・融資期間も希望よりも数年短縮

・リフォームローン完済

これまでの融資でも、１~２つの条件が付いたが、今回は５つの条件なので、益々、やりくりが大変になりそうだが、条件通りで進めてもらうよう支店長に伝えた。これで、融資面は一区切りついたと思ったが。。。

そのあと、支店長から、「ところで、今回の連帯保証人は、奥様ですよね？　実は民法が変わって、奥様自身が公証役場に訪問して、公証人と面談していただく必要があるんですけど・・・」

「えっ！！！」　実は、私の妻は、私が不動産ビジネスをしていることをよく思っていない。。。マズイことになった。

立地、建物も満足いく物件だが、心配なのは、33年築なので、現家賃が底値と考えても、果たして、この利回りで返済できるかだ。。。

不安はあるものの、私は購入意思を固め、不動産会社の営業マンと詳しい話をするため、近くの喫茶店に入った。

私は、購入に前向きだが予算を超えていると伝え、値引きの相談を持ち掛けると、営業マンは、すでに、若干の値引きありで現金購入の申し込みが入っていて、なる早で契約締結したい人がいるため、満額の買付でないと難しいとの返事だった。

このコロナの状況においても良い物件であれば、キャッシュで急いで買おうとする人がいることに驚き、悩んだが、この立地であれば大丈夫だと判断し、予算をオーバーするものの購入申込書にサインした。

その後、1週間、営業マンからもらった情報をメインバンクに共有した。すでにメインバンクには3億のローンがあり、それに今回の分を加えるとメインバンク一本でものすごい融資額になる。果たして、融資が通るのか心配だ。。。