現在、アパート5棟、マンション1棟、区分1戸を所有しているが、新たにアパートかマンションの一棟物を購入したく、物件を調べていた。その候補の一つとして、多摩川線武蔵新田駅の近くにマンションが売りに出され不動産会社に案内された。
土地:約60坪
建物:鉄骨 築32年 メンテ状態は普通
部屋数:14戸 1戸空
道路付け:公道
駅まで:3分
利回り:7.2%
物件視察前感想:駅チカで立地は良好。利回りもまあまあ。しかし、全部屋の間取りがワンルームの3点式ユニットバスなのがネック。でも、私の好きな建物価格がほぼタダの土地値物件。
現地を案内され、外壁の汚れや共用部分の鉄サビ等が気になったが、大きな問題はなかった。ただ、空き部屋を見てみると、やはり、3点式ユニットバスが気になった。しかし、不動産会社の担当営業曰く、駅チカでこの安い家賃であれば、3点式ユニットバスは問題ないだろうとのことだったので良しとした。また、隣地とのスペースも確保されているプラス要素もあり、将来の出口プランが立てやすいと考え購入意思を固めた。
しかし、その後、幾つか、気になる情報が入ってきた。その一つが、水道代だ。各居住者から水道代を固定額で徴収しているとのこと。もしや、これは、オーナーが全世帯分の水道代を支払っている仕組みかもしれないと心配になり確認したところ、、、的中した。
入居者からすれば固定額を支払っているので節約意識が働かず、オーナー負担増の最悪パターンだ。実際のオーナ負担は約6万くらいとのことで、これでは、一部屋の一カ月分家賃が全て水道代に消えてしまう計算だ。
こういう物件は、将来売却しようとしたときに、買い手がつきにくいだろうと考え購入を諦めることにした。
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