西麻布の老舗イタリアンレストラン「Chianti」で食事会

 

 今日は、先日、スパイラルカフェで約束した通り、木田社長、吉良さん、友人TR、私の4人で食事をした。

 

 このレストランは、木田社長が、20年くらい通っているお気に入りのお店とのことで、いろいろ料理を進められた。本格的なイタリアンレストランが初めての私だったが、どれもが本当においしい料理だった。社長が、肉も食べなよ、と言うので、メニューを見せてもらったが、肉料理の単品価格が全て4,200円以上だった。一般的なお店なら、4,200円出せばフルコースだが、単品でこの値段とは、お店の格の違いがわかる。私は、メニューの中から一番安い4,200円のチキンを頼んだ。とても、やわらかくて、ソースがおいしく、いい思い出になった。そして、ワインもたくさん飲んだ。フランスワインと違って、イタリアンワインは、飲んで、しゃべって、楽しくなる、ワインなので、話題も弾んだ。

 

 木田社長の年齢は、実年齢59歳だが、見た目は40代。やはり、毎日、よい食材を使ったおいしいものを食べているから若々しくなるんだと思った。私は、木田社長に、若く見えるし、社長だし、女の方は結構・・・と、話を振ると、実は、今、X人目の奥さんと暮らしているとカミングアウトをしてくれた。何やら、幼いころ、製品工場を経営している親に育てられたせいで、すべてに対して、本製品、予備品の2つの重要さを教えられたため、常に、一つでは、心配になってしまう性格になってしまった影響が大きいようだ。

 

 ところで、木田社長が不動産業をやり始めようと思ったのは、最初の奥さんのお父さんが不動産業に関わっていたからだそうで、色々な事情があり、この不動産業で成功してやると決意し、ある不動産会社に就職後、約半年で退職して、独立という超スピード独立を果たしたようだ。その後、その会社は、何と社員1,500名までの会社に成長していった。その会社で木田社長自身のマンション販売実績数は、数千戸というから、ちょっと、一般の不動産営業マンとはレベルが異なることがわかる。

 

 その他、木田社長の過去について尋ねると、株式投資にはのめり込み、JALの株は、数千億分の株を持っていて、個人では筆頭株主だったとのこと。当然、JALのパイロットには木田社長の名前を知らない者は居なく、パイロットだけで数百戸のマンション販売をしたようだ。ただ、株では、大儲けをした時もあったが、あのブラックマンデーの時は、一日で評価損が数億円になってしまった経験をしたようだ。

 

 こんな話をして、3時間くらい過ぎた。結局、私が一番知りたかった大田区アパートの最新状況についての話は殆ど無かった。しかし、ウイング社として物件の仕入れ出来たことと、明日の土曜日、物件を私に案内してくれる約束程度の会話で終わった。木田社長の営業スタンスは、物件については自信があるので、それについては、あまり話をしない。それより、いろいろな会話を通じて、ウイングという会社、吉良さんという営業マンへの信用を、如何に得られるようにするかが木田社長の営業ポリシーと感じた。

 

 食事を全て対らげ、吉良さんが、それでは、明日の土曜日、10時に車で迎えに行きますという約束をして、別れた。

 

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