友人TRは、昨年、ウイング社から中古ワンルームを購入して順調に経営をしているが、たまたま、知り合いの新人営業マンに「営業の勉強の為、どうしても話を聞いて欲しい」ということで喫茶店で会ったところ、何と新築ワンルームの営業をされてしまったそうだ。その物件を資料を見せてもらいながら、詳しく話を聞くと・・・
その物件は都立大学にあり、モデルの「押切もえ」が総合プロデュースしているという大変オシャレなものだ。物件のパンフレットも通常のカタログベースのものと異なり、アルバム式になっていてお金がかかっている。物件価格も、当然、都立大学という一等地なので25平米で約2750万円という高額価格帯だ。
新人営業マンが一生懸命に物件の説明をするので、TRは、「実は、俺も、先日、ワンルームを購入したばかりなので、今は検討できないよ」と断ったそうだ。その言葉を聞いた新人営業マンは、TRが偶然にもオーナーであることに驚いて、淋しげに席を立ったそうだ。
ちなみに、提案された物件は、頭金を100万入れて、残額を借入35年、オリックス銀行から融資を受ける前提で、毎月の収支は数千円マイナスになるというものらしい。新築というプレミアムが付いて高額な家賃収入が得られるとしても、マイナス収支なのだから、年数が経ち家賃が下がった時には、マイナス収支の額も大きくなってしまうのは明らかだ。やはり、新築物件は投資物件というより、資産を所有するという喜びを得たい人向きだろう。
おじゃまします
すでに収益物件を持っているような知識のある人に、新人さんが挑んでしまったのですね・・・^^;
面白い取り合わせも発生するもんですね^^
小塩様
はい、そうなのです。
投資物件をもっているサラリーマンは、少ないですが、
偶然にも、かぶってしまったようです。