会社役員でも避けられない人事異動

 

 サラリーマン(営業マネージャ)の私にとって、4/1というのは新たな年度スタートなので、「今度こそ、頑張って目標を達成するぞ」という気持ちになっている。

 

 しかし、先日、新しい年度をスタートするにあたり、会社で大胆な役員人事異動があった。(ちなみに、私は役員ではないので対象外だ)私の勤め先は、BtoCを中心としたストックビジネスを柱としているため、常に売上は対前年比プラスが当たり前となっている。そのため、役員交代を行う必要が無かった。しかし、大胆な役員人事異動をすることになった背景には「ビジネス環境の急激な変化」が大きいのだろう。半年前までは、順調な経営状態だったが、グループの数社が対前年比でプラスにすることが厳しい状況に陥ったため、新しい役員による舵取りで経営の立て直しを図ることにしたようだ。一方で、交代させられる役員は、ビジネス環境の変化は素早くキャッチしたものの、対応策を講じることが出来なかった責任が問われた格好となったようだ。

 

 上場企業の役員であっても、一般のサラリーマンであっても、会社に身を置く立場の者は、会社から、いつ、どんな辞令が下されるかわからない。そんな将来のリスクに対する私のヘッジ策は、今のところ、不動産経営しか見当たらない。「サラリーマン業」と「大家業」の一人二役をこなすことが最大の精神安定剤になっている。

 

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