家賃滞納問題⑤

 

管理会社から、執行官と現場を見に行くとの連絡があった。どういうことをするのか、聞いたが良くわからなかったが、とりあえず、同行する約束をした。

 

そして、その当日、執行官と管理会社と待ち合わせて挨拶を済ませた。そのあと、執行官と管理会社の人が滞納者の部屋に入るというので、私は外で待つよう指示された。執行官がドアをノックすると、すぐに滞納者が現れ、丁寧なやり取りをしているのが外にいる私にもわかった。(さすがに反省しているのだろう)

 

 執行官からは「滞納者は、すでに引越の準備をしているが、荷物が多いので退去は少し先にして欲しいと言っているが、どうか?」と言われたので、その程度ならと私は合意した。また、管理会社の人の印象では、部屋の様子は荒れた感じもなく、まあまあ丁寧な使い方をしていたと報告を受けた。そして、退去日を決め、玄関に張り紙をして終了したそうだ。

 

この立ち合いで分かったことは、

・実際に退去する日までの家賃はもらえない。

・もし、退去後に残置物があったら、その処分はオーナーの私が対応しなければならない。

・入居者を追い出す形なので、部屋の原状回復費用やクリーニング費用はもらえない。

 

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