精算金の12万を差し引いた残金538万円について、銀行振り込みが完了したことを吉良さんへ連絡し、今から、予定通り、司法書士の先生とやり取りの為、ウイング社に伺うことを伝えた。
ウイング社に到着すると、吉良さんから、先ほど振り込んだ538万円の領収書を受領した。続いて、司法書士の先生と登記にあたり、物件の名称や住所の確認を行った。先生から、登記完了後、郵送にて登記書類を送ると言われ、物件が本当に自分のものになることを感じた。
精算金の12万を差し引いた残金538万円について、銀行振り込みが完了したことを吉良さんへ連絡し、今から、予定通り、司法書士の先生とやり取りの為、ウイング社に伺うことを伝えた。
ウイング社に到着すると、吉良さんから、先ほど振り込んだ538万円の領収書を受領した。続いて、司法書士の先生と登記にあたり、物件の名称や住所の確認を行った。先生から、登記完了後、郵送にて登記書類を送ると言われ、物件が本当に自分のものになることを感じた。
吉良さんから、売買代金清算書の明細が渡され、説明を受けた。この清算書というものは、一言で言うと、売買日付を基準日として、前オーナーと新オーナーである私とで、修繕積立金、家賃、税金を清算するというもの。
具体的には、
・修繕積立金は、前オーナーが1ヶ月分を前払いしているので、売買日付以降の金額を私が支払う
・家賃は、前オーナーが1ヶ月分を前受けしているので、売買日付以降の金額は私が受け取る
・口座振替手続き完了までの時間を考慮し、1ヶ月間の家賃を私が前受けする。
・税金(固定資産税、都市計画税)は、前オーナーが1年分まとめて支払っているので、売買日付以降の金額は、私が支払う
・敷金は、前オーナーが現入居者から預かっているもので、売買により、私が引き受ける
というものだった。
かなりややこしいものだが、これらを合計した12万円が私が受け取れるとのことだった。よって、明日、振り込み予定の物件残金550万は、12万を差し引いた538万でよいとの話だった。決して、得をしているわけではないが、ちょっと、得した気になった。
外観写真を入手した。室内写真は、入居者がいるため入手できず。
今日は売買契約締結の日だったので、ウイング社に訪問し、まずは、吉良さんが、いろいろ、社内調整で骨を折ってくれたことを対して、お礼を言った。吉良さんは、私に、社内調整は大変だったが、チドリンさんの初めての投資を私の物件で始めたくれたことがうれしい、と言ってくれた。私自身も、その言葉がうれしかった。
たまたま、今日は、社長がいるとのことで挨拶をした。社長は、吉良が大幅値引きをしてでも、チドリンさんに売りたいと頑張ったんだよと言うので、社長にもお礼を伝えた。高額なお金を払うのは私なのに、お礼を言うのも私なのかと、ちょっと不思議な気持ちになった。
雑談後、今日の訪問目的である売買契約書の手続きに入った。私自信の本業は、サラリーマンの営業職なので、日頃から契約行為には慣れているが、いざ、自分が契約主となると非常に緊張した。売買契約書の内容や、重要事項説明書の内容については、宅建主任者が丁寧に説明してくれたので、気になることはなかったものの、それでも、不動産投資が初めてなので、もしかしたら、この物件はNG物件なのではないか等、色々、頭をよぎったが、猜疑心の頭の中をリセットして、吉良さんを信じることにした。そして、売買契約書に記名、押印し、手付金の50万円を支払った。50万円の領収書を受領し、残金550万円を10月18日に支払うことにして、本日のやり取りは終了した。
帰りの電車の中でも、正直、不安で一杯だったが、それとは裏腹に、新しい道を切り開いているという満足感と将来への期待で胸がワクワクした。
実は、セミナーに参加したその日から、購入するまでの3日間、芦沢先生に台東区マンション物件に関する相談をしていた。
そして、今回、購入までに紆余曲折があったが、芦沢先生のサポートもあり、最終的に登記費用、他諸費用、税込の総額600万円で購入したことを伝えると、かなりビックリされたようだった。そして、初めての不動産購入にもかかわらず、私が驚異的な値引きで不動産購入をしたことを「ホームラン」に値すると、ほめていただいた。