Monthly Archiv: 12月, 2013

物件購入のスピードは想像以上に早く、買付順位で負けてしまう⑥

 

何とかして、融資を引くため、親父が住んでいる実家を共同担保に差し出すことを考えたが、実家は複雑な権利関係にあり、共同担保案は諦めることにした。

 

次の手として、融資担当者から言われたのは、現金で購入した台東区のワンルームマンションを担保に入れることと、可能な限り、預貯金の協力をするというものだった。私は、担保に入れることも了承し、預貯金については、掻き集めて500万円の協力をする約束をした。

 

一方、ウイング社の吉良さんは、元付と会って、購入意欲のアピールをしてくれた。そして、3番手ではあるものの、元付の反応から、かなり、購入できる可能性があると感じたと連絡をくれた。

 

あとは、融資の結果を待つだけだ。

もし、この物件が購入できれば、他の物件と合わせ、毎月の税引前CFは40万円強に到達するので、どうしても欲しい。

 

物件購入のスピードは想像以上に早く、買付順位で負けてしまう⑤

 

気に入った物件を購入するには、融資を引かなければならない。しかし、融資担当者からは、今年の夏に目黒アパートをフルローンで購入したばかりなので、今回の融資は厳しいと言われたしまった。その打開策として、親父が住んでいる実家を共同担保に入れれば、融資の可能性があるとのことだった。

 

早速、親父と会って話をすると、「俺は、もう80歳近いので、お前に任せる」と言ってくれた。この言葉を聞き、融資担当者に連絡を入れ、実際の手続きに入ってもらうようお願いした。

 

翌日、融資担当者から思いがけない連絡があった。実家の土地は親父のものだが、実家の建物は親父と祖母の名義になっていて、かつ、親父と祖母との間で賃貸借契約を結んでいるという複雑な権利関係になっているとのことだった。これは、長男である親父が兄弟のことを考えた対応だと感じた。よって、この複雑な権利関係に手を付けるのは、時間がかかってしまうので、共同担保案は諦めることにした。

 

楽待「不動産新聞」にコラム掲載【第14回】

物件購入のスピードは想像以上に早く、買付順位で負けてしまう④

 

 気に入った物件の買付をする為、ウイング社の吉良さん連絡を入れたものの、たった2~3時間で既に買付が2本入っているとのことだった。またしても、後れを取ってしまった。(実際には、他の人が早すぎなのだ)しかし、今回は、諦めず、ダメモトで買付申込みをすることにした。目黒アパートの経験を活かし、買付の順位で遅れを取った場合は、少し、金額を高くして、本気度をアピールした買付をした。

 

 そして、翌日、吉良さんには、元付業者とやり取りをお願いし、私は、メインバンクに融資の相談をしに行った。今年の夏に、目黒アパートを購入したばかりなので、厳しいのは承知の上だった。やはり、融資担当者の反応は想像通りだった。しかし、ある一つの打開策が見つかった。それは、実家を共同担保に入れるという方法だ。これには、親父の了解がいる。

 

 すぐに、親父に相談しよう。

 

物件購入のスピードは想像以上に早く、買付順位で負けてしまう③

 

数週間前に、これだと思た物件は、他の人が物凄いスピードで買付申込みをし、契約に向け話が進んでいるとのことだったので、ダメモトの買付申込みを入れることもせず諦めていた。

 

しかし、やっぱり・・・

契約が流れたようで、再度、健美家、楽待に物件情報が掲載されたのだ。

 

その情報を入手したのは、お昼だったので、直ぐに、ウイング社営業の吉良さんに連絡を入れた。そして、吉良さんも直ぐに動いてくれたのだが・・・

既に買付が2本入っているとのことだった。またしても、後れを取ってしまった。

ただ、今回は、諦めず、ダメモトで買付申込みをすることにした。