物件評価、シュミレーション分析の結果

 

今回のアパートについて、物件評価、シュミレーション分析してみた。

 

■購入総額
購入総額 6,120万円 = 物件価格 5,950万円 + 諸費用 170万円

 

■購入資金計画
自己資金     770万円 = 手付金 200万円 + 頭金 400万円 + 諸費用分 170万円
27年ローン 5,350万円 = 物件総額 6,120万円 - 自己資金 770万円

 

■利回り
満室時月額家賃計 39.7万円
月額キャッシュフロー 11.5万円 = 39.7万円 - 月次ローン返済28.5万円
表面利回り 7.8%

 

■土地の実勢価格評価
周辺の土地の実勢坪単価を調べてみると、平均150万円とわかった。単純計算で、約6,600万円(150万×44坪)程度の価値はあるといえる。
よって、今回の物件は、土地値を支払えば、建物が無料でついてくるような物件とわかった。

 

■積算評価
もう少し、深く分析するため、積算評価で考えると、
土地の路線価評価額は1平米あたり約32万なので、145平米 × 32万 = 4,640万円
木造建物の評価額は、1平米あたり約20万円なので、130平米 × 20万 × ((22-19)÷22) = 355万
よって、積算評価額の合計は、4,995万円・・・①

 

■その他のメリット
・ウイング社が売主なので仲介料がかからない(仮に、仲介料がかかったとすると184万円)
・ウイング社が売主なので2年間の瑕疵担保保証がつく (仲介だと6ヶ月程度)
そのメリットを一部屋5,000円と仮定すると、6部屋×18ヶ月 = 54万円
・150万円程度のリフォーム工事も物件価格に含まれている
・空室が2部屋あったが、引渡しまでに入居者を見つけ満室で引渡ししてくれる
その広告費削減、家賃収入メリットで40万円
・空き部屋が発生しても、1ヶ月程度で次の入居者を見つける協力をしてくれる
その管理料削減のメリットを年間10万円、20年間と仮定すると200万円
・自動販売機飲料が設置されているので、不動産取得時にかかった消費税(約50万円)が、還付される可能性がある
よって、これらの付加価値として、678万円がある。・・・②

 

 結果、今回の物件を私なりに総合評価すると、積算評価①+付加価値② = 5,673万円となる。

 

 よって、投資用不動産の購入者が欲しがる 購入価格 <= 評価額 に近いことがわかり、物件を見たばかりだが、購入する意志を強く持った。ただ、購入を決心するにあたり、評価がよいから購入するというより、最終的には、社長と吉良さんが最後まで面倒をみてくれるという言葉が決め手となった。でも、不安なのが正直な気持ちだった。

 

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