ウイング社の吉良さんが、借地の目黒区アパート物件の買付を入れる前に、木田社長に相談した方が良いと、打ち合わせの場をセッティングしてくれた。
私は用意したマイソク、物件概要書、収支分析、現場写真などの資料を木田社長に見せながら、一通り、物件についての説明をした。そして、借地物件のデメリットとメリットも理解の上で目黒区アパートを購入したい意思を伝えた。ウイング社は通常、売主となるケースが多いが、今回の物件は、吉良さんがレインズから検索して私に紹介してくれたものなので、ウイング社に仲介して欲しい旨をお願いした。
木田社長は、しばらく、黙って資料を見ていた。そして、キャッシュフロー、初期費用の調達方法、借入額、金利、融資期間、将来の建て替え時にはどのくらいの大きさの建物が建つか、空き地には何台駐車スペースが作れるか、周辺環境、道路付けなど、多くのチェックポイントについて会話した。その結果、「ん。いい物件だよ。良く探したな」と言ってくれた。私は、今回の物件を木田社長が後押ししてくれたので安心した。そして、木田社長は吉良さんに「すぐに、元付け業者に買付の手続きを進めてあげなさい」と指示をして席を離れた。
そして、買付書類に必要事項を記入し、FAXした。ただ、夜遅かったので、元付け業者とは話ができず、翌日、吉良さんが確認してくれることになった。
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