大田区AP+工場の物件購入を検討④

 

不動産会社の営業マンが言う通り、周辺の土地が坪160万円程度なのに、この物件は約100万円というのは安すぎる。何がリスクなのかを質問すると・・・

 

「1Fの工場が大田区に届け出をしないまま何十年も営業しているので、どんな工場なのか詳しいことが分からないということです。ただ、何十年も営業していることを考えると問題あるものを製造しているとは考えにくいですが。。。

 それと、この建物は昭和48年に建っているので、数年後には解体が必要となります。そのときの解体費用が工場ということもあり、ざっくり600万円くらいかかると思います。さらに、油を使っている工場なので、もしかすると、土壌汚染の問題で土の入替をするとなるともっと費用がかかります。

 そして、オーナー都合で解体、建て直しとなると、現工場長に対して他の工場を探して移ってもらうなど多額の移転費用が発生します。

 なので、物件自体は割安ですが、数年後に発生するコストを考えて判断する物件だと思います。」

 

私は、営業マンの話を聞いて、この物件は、プロが扱う物件だと感じた。事実、現在の所有者も転売を得意とする不動産会社ということもわかった。

 

だからと言って、私は、諦めようとは思わなかった。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>