今日は、先日読んだ本「続・アパート経営はするな!それでも始めてしまった人へ」について、感想を書きます。
私の評価は、3段階で★です。
タイトルに惹きつけられ購入しましたが、本の内容は現在の投資家層が求めているものとズレている点が多い気がしました。それは、著者がアパートを買わない方がよいとしているターゲットが、「土地を相続した人がハウスメーカーの営業の言いなり(相続税対策)になって、アパートを建ててしまうケース」「賃貸ニーズの少ない地方で大家業を始める地主」などになっている為、今のサラリーマン大家への警鐘というより、昔ながらの大家さんへの警鐘という感じで、ギャップを感じました。
また、それでもアパート経営を始めてしまった人への救済として、いくつかの対策が記されていましたが、これも、敷金、礼金をゼロにすることや、ペット可物件にする、ローン借換を実行するなど、あまり新しさを感じませんでした。
ただ、参考になったところをあげると・・・
ハウスメーカーのセールスで「当社は30年間の一括借上げ保証システムなので安心です」という営業には要注意ということ。これは、家賃保証ではなく、単に30年間の支払いを約束するものであって、最初に決めた額を30年間に亘り、支払うことを保証している訳ではないということ。確かに、紛らわしい表現だ。
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