最近の不動産ブームで売り惜しみしだした売主の元へ、元付け業者が元通り進めるよう説得の為、会ってきたと連絡があった。やはり、売主の気持ちは、不動産ブームにより、現状の売り出し価格よりも高く売却できるはずだとの思いから、売却を見直したいとのことだった。
しかし、元付け業者としては、
・売主自身が高齢者なので、早期の売却を実施した方が良いこと
・借地権、擁壁などの特殊要素があり、購入者が限定される物件のため、購入希望者がいる今売却した方が良いこと
・売主の資産状況から、早期に現金化をした方が良いこと
など、いくつかの説得材料をもとに話をしたそうだ。
元付け業者の感触としては、何とか話を戻せそうだが、確定までには、かなり時間がかかりそうとのことだった。
私は、この時間がかかると言う状況をチャンスだと感じた。というのは、売主が売却を決意しても、2番手ある私が1番手になるという確約は無いので、時間がかかれば、きっと、1番手がしびれを切らして購入を辞退するかもしれないからだ。
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