目黒区アパート 元付け業者の説明を聞いての最終判断

 

 先日、借地の目黒区アパートについて、元付け業者より詳細(注意事項含む)の説明を受けた。借地というデメリットは納得しているので、買付を入れるか否か悩むのは、「隣地との境界が擁壁になっている」という点だ。

 

 この点について、ウイング社の吉良さんと話しながら、次のように考えた。

・現状建物のまま維持するのなら、擁壁についての影響を受けることは無いのでコストは発生しない。(再建築の場合は目黒区の建築規制により対処必要)

・アパートを再建築する時の擁壁対処方法は2つある。一つ目は、擁壁の内側に更にコンクリート壁を建てる方法だが、これはコスト高となってしまう。もう一つの方法は、アパート自体の窓やドアなどの開口部を擁壁側に作らないという低コストな方法が認められている。

・擁壁自体は隣人の資産となっている。隣人が住み続ける以上、隣人自身が擁壁をメンテナンスして安全性を確保するであろう。

 

 ということで、今回の物件は、元付け業者からの注意事項を理解した上で、買付申込をすることにした。しかしながら、2番手であることに変わりはないため、購入できる確約はない。この点については、吉良さんから木田社長に相談してもらうことにした。

 

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