不動産の購入から経営状態の全てをリアル公開

　以前、私の自宅の問題点について木田社長に相談したところ、一度、参考までにウイング社で建てた一戸建てを見学してみればとの提案を受けて、吉良さん、私、妻とで現地を見学した。

　場所は南麻生で、駅からは徒歩圏外となるものの、物件価格を教えてもらい、最近の建売は、この価格でここまでの品質を提供するのかと驚いた。機会があれば、ぜひ、自宅の購入やリホームを検討するときも、ウイング社に相談したいと思った。

　友人ＩＳは、これまで、不動産投資には全く無縁ではあったが、興味があるということで、ウイング社に私も同行した。

　木田社長は、ワンルームの投資であれば、このくらいのリターン、アパート一棟ならこのくらいのリターン、マンション一棟ならこのくらいと例をあげて丁寧に説明していた。

　友人ＩＳは、初めての不動産投資の話にも関わらず、マンション一棟買いに興味を示していたが、木田社長は、「まずは、堅実にワンルームから始めて、不動産経営を学んでから次に進めるのがよいでしょう」とアドバイスしていた。１時間くらいの会話を終えて、木田社長より「次回は、ぜひ、食事をしましょう」と誘ってくれ、今日のところはお開きとなった。

木田社長の計らいで、例の福岡のマンションを１００万で販売してくれることになり、売買契約書を締結した。

いつものように、宅建主任者から契約内容を一通り説明してもらった。特に、契約内容については、気になるところはなかった。このマンションを含めて、私の所有不動産はワンルーム３部屋、アパートの６部屋で合計９部屋になった。あと、１部屋で、目標の事業的規模になる。今年はアパートを購入したため、もう自己資金がないので、購入予定はないが、来年は１部屋を購入して、１０部屋にしようと思っている。

　今月から、台東区マンションの家賃に加え、大田区アパートと福岡市マンションの家賃が振り込まれるようになった。

　実際には、福岡市マンションは売買手続きが完了していないが、すでに購入前提で進めているので、ウイング社の配慮で家賃を振り込んでくれた。ありがたい。

台東区ワンルーム　　入金５６，８５０円　＝　家賃６０，０００　－　賃貸管理料３，１５０
大田区アパート　　入金３８３，０００円（満室）
福岡ワンルーム　　　入金３２，０００円

　ウイング社が大田区アパートを仕入れた時の情報では空き部屋が１室だったが、実際に仕入れたときには２部屋になっていたという連絡が吉良さんからあった。

　そのため、急遽、ウイング社で入居者を付けたため、購入時に提示されていた６部屋の家賃合計３９３，０００円は、１０，０００円下回った３８３，０００円になってしまった。

　よって、Ｓ銀行の融資期間短縮による返済金額ＵＰに加え、家賃ＤＯＷＮが発生したため、購入前にシュミレーションしていたキャッシュフローより更に厳しいものになってしまった。しかしながら、この点については、木田社長、吉良さんも十分認識してくれていて、賃貸管理費等の負担減や、万一のときでも自己資金を持ち出すことがないよう色々な面で支援してくれている。