ウイング社の吉良さんが、借地の目黒区アパート物件の買付を入れる前に、木田社長に相談した方が良いと、打ち合わせの場をセッティングしてくれた。
私は用意したマイソク、物件概要書、収支分析、現場写真などの資料を木田社長に見せながら、一通り、物件についての説明をした。そして、借地物件のデメリットとメリットも理解の上で目黒区アパートを購入したい意思を伝えた。ウイング社は通常、売主となるケースが多いが、今回の物件は、吉良さんがレインズから検索して私に紹介してくれたものなので、ウイング社に仲介して欲しい旨をお願いした。
木田社長は、しばらく、黙って資料を見ていた。そして、キャッシュフロー、初期費用の調達方法、借入額、金利、融資期間、将来の建て替え時にはどのくらいの大きさの建物が建つか、空き地には何台駐車スペースが作れるか、周辺環境、道路付けなど、多くのチェックポイントについて会話した。その結果、「ん。いい物件だよ。良く探したな」と言ってくれた。私は、今回の物件を木田社長が後押ししてくれたので安心した。そして、木田社長は吉良さんに「すぐに、元付け業者に買付の手続きを進めてあげなさい」と指示をして席を離れた。
そして、買付書類に必要事項を記入し、FAXした。ただ、夜遅かったので、元付け業者とは話ができず、翌日、吉良さんが確認してくれることになった。
賃貸契約終了日が近づいてくると、更新してもらえるか不安になるのは、オーナー誰しもが同じだ。しかし、私は、賃貸更新をしてもらえることを祈って待っているのではなく、入居者が積極的に賃貸契約更新の手続きをしたいと思わせるノウハウを学んだ。
それは、以前、ブログにも書いたが、賃貸契約更新のタイミングで「在宅クリーニング」を実施するというものだ。具体的には、ウイング社から、賃貸契約の更新が近づいた入居者に対し、以下の内容を伝えてもらうのだ。
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XXXマンション XXX号室 XXX様
お世話になっております。賃貸管理不動産のウイングエステートです。
さて、XXX様の賃貸契約の更新日(H25.8.末日)が近づいており、オーナー様からメッセージがありましたので、下記の通りご連絡いたします。
オーナー様は、XXX様が契約更新をされた際は、 引き続き、綺麗なお部屋に住んで頂きたいとの思いから、「在宅クリーニング」を無償で実施してくださるとのことです。 在宅クリーニングとは、お掃除のプロが、XXX様の在宅中に訪問し、キッチン、バス、トイレ、窓、床など、お部屋を丸ごとクリーニングしてくれるサービスです。
当社が管理している部屋の中で、入居者様の為に、このようなサービスを実施してくださるオーナー様はいませんので、是非とも、お掃除の日程を調整し、実施をすることをお薦めします。
なお、在宅クリーニングの日程調整等については、XXX様とオーナー様とで、直接やり取りをしていただきますので、契約更新のご予定でしたら、H25.6.末日までに、「在宅クリーニングの件で」とオーナー様にメールを入れていただきますようお願いいたします。
admin@chidorin.com
この続きは、後日のブログで。
2013年5月分の収支状況を作成した。
2013年5月の収支状況
今月は大田区アパートの雑費が少なかったので、昨年実施した外壁塗装代を差し引いてもキャッシュフローがプラスに転じた。また、全物件の合計でもプラスになり経営状態は順調だ。