楽待「不動産新聞」にコラム掲載【第13回】

青色申告会で個別レクチャー

 

 先日、3回の一般講習会を受けた際に、不明点等あれば、個別に教えてもらえるということを聞いたので、早速、予約して個別レクチャーを受けてきた。今回、教えてもらったのは、平成25年1月1日時点の金額(現金、預貯金、建物、土地)の入力方法。つまり、昨年の確定申告の金額を入力し、今年度に繰越す処理の方法だ。

 

 自分のノートPCを持参して、データベースの作成方法から初期データ入力方法、昨年度の確定申告の金額入力、簡単な仕分けなど、1時間くらいかけて、丁寧に教えてもらった。おかげで、何とか帳簿も仕上げられそうなので、今年の確定申告では65万円の特別控除を受けようと思う。

 

 繰り返しになるが、やはり、青色申告会への入会を勧める。

 

楽待「不動産新聞」にコラム掲載【第12回】

青色申告会の複式簿記講習会に参加③

 

65万円の青色申告特別控除を受けるためには、複式簿記で帳簿をつけなければならないので、青色申告会が主催した複式簿記講習会3日間コース(不動産所有者対象)に参加した。

時間 2時間

対象 事業的規模の不動産所有者

受講料 無料

 

第1回目が「仕分け」、第2回が「総勘定元帳の作成」、そして、今回の第3回目が、「試算表と決算について」というテーマだった。

 

今回の講習は、仕分けから総勘定元帳への転記が正しく行われたかを確認するため、月別合計残高試算表を作成し、それがOKなら、決算書(税務署で配布される青色申告決算書の損益計算書、貸借対照表) に転記するという内容だ。

 

そして、12月31日の決算数字を算出し、更に次年度への繰越処理を行う。この作業は、初めての経験なので、教えてもらった大変為になった。みなさんも、事業的規模になったら、青色申告会への入会を勧めます。

 

青色申告会の複式簿記講習会に参加②

 

65万円の青色申告特別控除を受けるためには、複式簿記で帳簿をつけなければならないので、青色申告会が主催した複式簿記講習会3日間コース(不動産所有者対象)に参加した。

時間 2時間

対象 事業的規模の不動産所有者

受講料 無料

第2回目は、「帳簿記入について」というテーマだった。

第1回目で「仕分け」を勉強し、今回は「総勘定元帳」の作成の仕方について勉強した。

私は高校の時、少し簿記の勉強をしたことがあるので、仕分けから総勘定元帳へ転記するという基礎知識はあるが、個人事業主のならではの勘定科目があり、少々、苦戦した。

それは、元入金と事業主借と事業主貸というものだ。元入金は法人でいう資本のこと。事業主借、事業主貸は、個人事業だとどうしてもプライベートなお金が事業資金へ移動(その反対もあり)することがあるので、その場合に使う勘定科目。(この勘定科目をある程度使わないと、税務署は怪しいとみるらしい)

 

勘定科目の使い分けに少々、苦戦したが、総勘定元帳の作り方は理解できた。次回は、いよいよ、重要な決算書の作成だ。