目黒区アパートの売買契約日をいつにするか、元付け業者から連絡が来なかった。気になったので、ウイング社の吉良さんに確認をお願いしたところ・・・
家賃の滞納者がいることがわかり、賃貸管理を行っている会社と元付け業者とでやり取りをしているため、売買契約日の日程が決まらないとのことだった。目黒区アパートは、1K×2部屋、2DK×4部屋の間取になっており、1Kの単身者が滞納しているらしい。それも、6ヶ月も滞納があり、家賃保証会社からの契約も打ち切られたという。
吉良さんとしては、売買契約前には、この手の話は良くある話だが、
1.買付申込時点で滞納者がいることは聞いていないので購入を止める
2.状況を理解して購入する
のどちらかにしましょうと提案してくれた。
売買契約の前に、こんなことを急に言われても・・・と、元付け業者に文句の一つも言いたいところだが、やっとの思いで買付順位が1位になったことを思い出し、滞納者がいることを承知の上でアパートを購入すると即答した。しかし、滞納者の賃貸契約内容、属性、滞納状況、連帯保証人、および、賃貸管理会社の管理状況について、詳細を確認してもらうようお願いした。
目黒区アパートの融資審査に必要な建物謄本が取れないというハプニングがったが、それが解決すると、すぐ、メインバンクより審査結果の連絡が来た。結果は、期待していた通りの融資期間23年、金利2.0%、保証料等なしの好条件だった。担当営業マンの活躍で本当に助かった。その御礼として、目黒アパートから生まれるキャッシュについては、毎月、積み立てて行こうと思う。
【S銀行との比較】
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メインバンク |
S銀行 |
備考 |
借入額 |
72,000,000 |
72,000,000 |
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利率 |
2.0% |
4.5% |
今、S銀行は木造融資はしないかも |
期間 |
23年 |
20年 |
S銀行はMAX20年 |
総支払額 |
89,883,000 |
109,320,000 |
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総支払差額 |
-19,437,000 |
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総支払額で2000万弱も安い |
毎月返済額 |
325,600 |
455,500 |
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融資審査の結果は出たが、売買契約日、決済日については、様々な事情があり、まだ決まっていないので、早く元付け業者と仲介業者のウイング社とで調整してもらわなくては・・・
目黒区アパートの建物の謄本が取れない事を元付け業者に確認した。
すると、建物を建てた20年前の所在地番号と現在の所在地番号が異なっていることがわかった。こうなった背景には、20年間の間に、土地の分筆や合筆などが行われたためということだった。そのため、現在の所在地番号で建物謄本を取ろうとしてもダメで、旧所在地番号で建物謄本を取る必要があるとのことだった。
念のため、元付け業者より、旧所在地番号での建物謄本をメールしてもらうと、確かに、建物登記がっされていた。これで、銀行融資の書類が揃ったので、安心した。
目黒区アパートの建物の謄本が取れなかったことをウイング社の吉良さんに伝えた。
吉良さん:「さすがに、そんなことは無いでしょう。元付け業者は大手だし、レインズにも載っているから、未登記で売りに出すことはまず考えられない。たぶん、その司法書士が所在地を間違って申請したのでしょう。すぐにでも、事実関係を確認したいが、あいにく水曜日は元付け業者の会社が休みなので、木曜日朝一で連絡を入れてみます。」
チドリン:「司法書士が所在地を間違えたのなら良いのですが・・・。何となく、嫌な予感がしてきました。最悪、建物が未登記だと、融資に影響が出るようです。」
吉良さん:「お気持ちはわかりますが、元付けの担当者の携帯番号を知らないので、一日、我慢してください。」
チドリン:「・・・」
メインバンクより、嫌な連絡がった。
「融資稟議の添付書類に必要な建物と土地の謄本を指定司法書士を通じて入手しようとしたが、なぜか、土地の謄本は取得できましたが、建物の謄本は取得できませんでした。もしかすると、建物は未登記の可能性があります。もしそうだとすると、かなり、融資が面倒になります。」
売買契約前なので助かったが、私は、今頃になって、とんでもない事態が発覚したと思った。早速、ウイング社の吉良さんに連絡を入れたが、あいにく、折り返しのタイミングが互いに悪く、連絡が着かなかった。また、明日連絡してみよう。
変なことにならなければ良いが・・・