決済日当日、約束通り、仲介業者営業マンと銀行で待ち合わせした。
直ぐに、売主の口座、司法書士の口座、仲介業者の口座に残金の振込み手続きを行った。
数分後、売主、司法書士、仲介業者それぞれより、着金確認が取れたとのことで、急ぎ、売主指定の銀行へ車で向かった。そこには、売主、物元不動産会社、司法書士等が待機していた。一通りの挨拶を済ませ、直ぐに、日割り家賃の清算、敷金の清算、固定資産税清算金などを現金でやり取りし、領収書を交わした。
その後、司法書士から、登記に関する話を聞き、最後に、売主から物件の残金全額の支払いが済んだことを証明する領収書をもらい、全ての決済が無事完了した。
本当に決済日前日になったが、仲介業者の営業マンから、決済日の段取りについて連絡が来た。物元と連絡が取れず、営業マンも苦労していたようだ。
まずは、物件残金、司法書士手数料、仲介手数料、固定資産清算金、家賃の日割りなどの金額明細表について、説明してもらった。
そのあとは、当日の段取りとして、新しく通帳を作った銀行の支店に10:00に営業マンと待ち合わせ、そこで、売主の口座、司法書士の口座、仲介業者の口座に残金を振込んだ後、売主指定の銀行へ営業マンの車で向かうとのことだった。
これまで、決済方法と違うので、少々、違和感を感じた。
いよいよ、墨田区APの決済日が近づいてきた。しかし、決済日直前だというのに、当日の段取りが全く決まらない。
仲介業者の営業マンに問い合わせすると、物元の不動産会社と、なかなか連絡が取れず・・・とのことだった。
しかし、今は、連絡が取れなくても、決済日の前日までには、待ち合わせ場所、決済実行場所、支払金額明細、振込先等について、必ず、連絡が欲しいと伝えた。さすがに、前日までに詳細の情報が無ければ、延期の話をして欲しいと伝えた。
さすがに、この状態まで来て、トラブルが発生することは無いと思うが、不安を感じた。
墨田区APの決済を5日後に控えたころ、公庫より、融資額を振り込んだとの連絡が来た。
早速、銀行ATMで記帳してみると、しっかり、入金されていた。
これで、決済日までにすべきことは、全て、完了した。
決済日までに、やらなければならないことは、他にもある。それは、銀行口座を日本政策金融公庫に伝えることだ。
公庫は、通帳を発行しないので、指定された金融機関の通帳口座に、決済日の数日前に融資額を振り込む仕組みになっている。
そこで、今回、新しく作った通帳口座の情報を公庫に伝え、無事、手続きを終了した。