Monthly Archiv: 3月, 2013
不動産経営を始めてから趣味の釣りには、一度も行っていなかった。行っていないというより、むしろ、不動産投資の勉強、確定申告、帳簿作成、空室対策、クリーニング、リホーム、セミナー参加など、週末にやらなければならない事が沢山あったので、行けなかった。
しかし、2月から満室経営となり、週末が暇になった。そこで、先週末は、久しぶりに友人と鯵(アジ)を釣りに横須賀まで行った。その友人との釣りは、お金を節約するため、いつも手こぎボートを利用していた。小さな手こぎボートでアジのポイント(岩場なので沖の方にある)までオールで漕いで行くのは、とても危険を感じるが、コストが安いので仕方がなかった。しかし、不動産経営をしてからは、毎月のお小遣いが増えているので、今回は、通常の釣り船に乗った。やはり、大きな船だと安心できるし、船長がポイントまで連れて行ってくれるので、とても楽だった。お陰で釣果もそこそこだった。
今回、写真を撮り忘れてしまったが・・・
釣果は、2人でアジが57匹、イシモチが5匹、カサゴが3匹、変な魚が1匹。
昨年、大田区アパート101号室の入居者が契約更新をしてくれたので、在宅クリーニングのプレゼントを考えていた。
賃貸契約更新した入居者に対して在宅クリーニングを検討①
賃貸契約更新した入居者に対して在宅クリーニングを検討②
そして、先日、在宅クリーニングを実施したところ、とても喜んでもらえた。一方、オーナーの私にとっても、2年毎の契約更新時にプロの掃除を実施できるというのは、退去時のクリーニング代を小額で抑えるメリットになる。
このように、入居者に喜んでもらえることが分かったので、今後も、入居者が更新した際には、在宅クリーニングを実施して、長く住んでもらえるようにしていこうと思う。これが、空室を発生させない(満室経営維持)ための「究極の空室対策」だと信じている。
今日から、新規カテゴリ「サラリーマン業」を追加した。そこで今日は、勤務先の給与体系が変わったことについて書こうと思う。
勤務先は上場企業なので、比較的新しいことを取り入れる傾向にあるが、なぜか、給与体系は年功序列型をベースに扶養などの属人的な手当てを上乗せする給与であった。そのため、仕事の成果を出せても若いために給与が安い人、仕事の成果が出せなくても年がいってるため給与が高い人、同年齢で同じ仕事していても扶養家族のいる人と扶養家族がいない人では給与が異なるという状態を生みだしてしまっていた。このように、給与体系が原因で仕事に対する社員のモチベーション低下を引き起こしていた。
これを是正するため、能力主義の給与体系に移行することになり、先日、旧給与額と新給与額が会社から提示された。私の場合、扶養家族の手当分が新給与で少なくなった。他の人の状況を聞くと、私と同じようにマイナス影響を受けたという声が多く、かなり、不満の声が高かった。しかし、その不満は、会社に対して言うことは出来ず我慢するしかない。つまり、給与体系の見直しとは、公平な観点で是正するという大義名分のもと、人件費カットの実施ということなのだ。
サラリーマンの給与は、いくら仕事で成果を出しても、なかなか給与には反映されない。一方、会社の業績が低下すると、あっという間に、給与の見直しが実施される。そして、サラリーマンは、たとえ給与が安くなっても、自分自身の存在価値を会社にアピールし、会社にしがみついて生き残っていかなければならない大変な職業になってきている。
ちなみに、私の場合、扶養家族手当分が少なくなったが、それ以上のお金を「大家業」で賄っているので、給与体系の影響はない。「サラリーマン大家」をしていて本当に良かった。
大田区アパートを購入してからは、ローンの借り換えや、空室対策、不動産屋営業、外壁塗装、室内クリーニングなど、やらなければならないことが沢山あったので、いつも、忙しかった。よく不動産収入は、不労所得と言われるが、実感が全く無かった。
しかし、2月からは満室状態になり、最近は何もすることが無いので、この状態が不労所得というものだと感じるようになった。
よって、最近は、不動産に関するブログネタを考えるのも苦労しているので、「サラリーマン」をテーマにした内容を書いていこうと思う。
今日は、先日読んだ本「続・アパート経営はするな!それでも始めてしまった人へ」について、感想を書きます。
私の評価は、3段階で★です。
タイトルに惹きつけられ購入しましたが、本の内容は現在の投資家層が求めているものとズレている点が多い気がしました。それは、著者がアパートを買わない方がよいとしているターゲットが、「土地を相続した人がハウスメーカーの営業の言いなり(相続税対策)になって、アパートを建ててしまうケース」「賃貸ニーズの少ない地方で大家業を始める地主」などになっている為、今のサラリーマン大家への警鐘というより、昔ながらの大家さんへの警鐘という感じで、ギャップを感じました。
また、それでもアパート経営を始めてしまった人への救済として、いくつかの対策が記されていましたが、これも、敷金、礼金をゼロにすることや、ペット可物件にする、ローン借換を実行するなど、あまり新しさを感じませんでした。
ただ、参考になったところをあげると・・・
ハウスメーカーのセールスで「当社は30年間の一括借上げ保証システムなので安心です」という営業には要注意ということ。これは、家賃保証ではなく、単に30年間の支払いを約束するものであって、最初に決めた額を30年間に亘り、支払うことを保証している訳ではないということ。確かに、紛らわしい表現だ。