今どき、高積算でありながら、23区内の再建築可能物件。
現地を案内された後、喫茶店で担当営業マンから詳しい話を聞いた。聞いた中で、マイナスポイントだと感じたのは、
・接道が4m未満なので、共同住宅が建てられない。(長屋住宅ならOK)
・1世帯の間取りが何と6DKなので、退去後は客付が難しい。(現状満室)
・境界線が一部不明な部分があるが、確定測量は実施していない。
・建物のメンテナンスがされておらず、購入したら直ぐに外壁塗装する必要あり。
・通路部分が砂利道になっている。
というような内容だった。しかし、高積算なので、致命的なマイナスではないと感じた。
一方、現状での買付申込はいくつあるのか尋ねると、すでに、1本入っているという。また、融資が決まるまでは買付申込を受ける方針なので、もっと、増えるだろうとのことだった。
私は、頭の中で、いろいろ計算して、その場で、買付申込にサインした。
今時、珍しい高積算物件をメルマガで受信したので、不動産会社に連絡してみると、道路付けは良くないが再建築可能物件であることが分かり、すぐに現地案内をお願いした。
最寄り駅からは6分で、ちょっと奥まったところに物件はあった。その建物はメンテナンスがされていないが、平成築の鉄骨で300㎡あるため、どっしり感があった。そして、空室の1部屋をみると、まあまあ、適切な家賃なので、埋まりそうな感じだった。
現場を見ながら、営業担当者に対してな色々質問した。私も、複数物件を所有しているので、営業マンの知識レベルは話をすればすぐにわかる。幸い、今回の営業マンは合格点で、再建築可能である理由については、良く調べていると感じた。
また、なぜ、このような低価格で売りに出しているのかを聞いたところ、売主が大規模マンション中心の不動産会社で、この手の小ぶりな不動産は対象外のため、早く売却したく低価格で売りに出したとのことだった。それにしても、ちょっと安すぎの価格だろうと思ったが、買う側の私には、とてもラッキーだった。
とりあえず、詳細のお話をしましょうとなり、近くの喫茶店に行くことにした。
この半年間で、旧自宅の売却、新居の購入、アパートの売却、区分の売却と、立て続けに売買を行ったので、しばらく物件の購入は控えようと思っていた。
そんなときに・・・
地元の大田区で蒲田駅より徒歩12分、蓮沼駅より徒歩6分で、土地65坪(通路約10坪込)、鉄骨平成5年築の約300㎡が、
なっ、なっ、なんと、、、
6,600万円という破格値で売りに出されるという緊急メルマガ情報が入ってきた!
メルマガの情報では、再建築可能な感じだが、気になるコメントも記述されているので、すぐに、仲介業に連絡を取り、詳細資料をメールしてもらった。
約6年前に100万円で購入し、6年間所有後、250万円で売却した。
ざっくり収支は
▲購入額100万
+ 所有期間賃料216万(インカムゲイン)
+ 売却額250万(キャピタルゲイン)
▲譲渡税30万
⇒ +336万円
ということで、かなり、優秀な不動産物件だった。。。
福岡の区分マンションを購入したのは、都内の不動産業者だった。
そのため、手続きも早く進み、あっという間に、売買契約書締結、手付を振り込んでもらった。
そして、数日後、残金清算を行い、決済を完了した。
今回は、契約書の締結時だけ、業者に足を運んだが、それ以外は、すべてウイング社にお任せして楽だった。