買主側の融資が決まり、無事、決済を迎えることができた。そして、指定された銀行に、司法書士、仲介業者、買主が集合し、挨拶を終えると直ぐに、決済の手続きが始まった。
買主側は、司法書士、仲介業者から、一つ一つについて支払金額の説明を受けていが、初めてのことなのでとても大変そうだった。
一方、売主側の私は、何度も売買をしているので決済は慣れてはいるが、今回は投資物件ではなくマイホームの売却なので、何となく、寂しい感じがした。
決済は、銀行側の不手際もあり、約2時間くらいかかったが、無事終了することができた。そして、入金された金額は、すぐに、新居の住宅ローンを減らすため売却額の全額を繰り上げ返済した。
自宅の売却で、買主側はフラット35を希望していたものの、融資はNGだった。このままでは、ローンブレイクになってしまうかもしれないと、心配していたが、先日、信用金庫の融資結果が下りたとの連絡があり一安心した。
買主はその信用金庫とは初取引となるようだが、かなり、好条件での融資をしてもらえたようだ。投資用ではなくマイホームについては、明らかに融資基準が違うので当然といえば当然だ。
そして、決済日を調整し、最終金額の確認を行った。
自宅の売買契約を締結した後、買主側は融資の打診を複数の金融機関に行っていた。
本命は住宅金融公庫のフラット35とのことだったが、結果はNGだったそうだ。
フラットは、いろいろな条件があるので、難しかったのだろう。
次に、買主は地元の信用金庫に打診をしたとのことで、概ね、大丈夫そうな感触を得たとのことだった。
売主側の私としても、契約は締結したものの、ローンブレイクになっては困るので、早く、融資の結果を知りたいところだ。
自宅の購入希望者が現れ、130万円の値引き要請があったが、リフォーム無しという条件で売買契約を締結することにした。
物件の公開から、1週間の内見で購入希望者が現れ、あっという間のスピード契約だ。
私が住み始めた2000年の頃は、大田区の東急線であっても、スーパーがなく不便だと感じたが、最近は街が変わりとても便利になった。そんなこともあり、土地がうなぎ上りになってったので、買主側の気持ちとしては、滅多に出ない質の良い中古物件だったので早く契約をしたいと思ったのであろう。
一方、売主側の私は、約18年住んだ後の中古物件売却ではあるが、土地の値段が勝手に上がったので、かなり良い条件で売却でき非常にラッキーだった。やはり、不動産は面白い。
自宅の外壁塗装が終了した後、仲介業者に非公開ということで、相場よりちょい高で募集をかけてもらったころ、130万円の値引き交渉はあったが、すぐに、購入の申し込みがあった。
正確には3組が内見して、そのうちの1組の申し込みだった。ちなみに見送した2組は家自体は気に入ったそうだが、車高の高い車が入らないということで仕方なく諦めたということだった。
申し込みした1組は、かなり、物件を気に入ってくれたようで、値引きが通れば、すぐに契約手続きをしたいと申し出だった。
その値引き要請に対して、私は、室内リフォーム無しであれば、希望価格でOKとの回答をした。なぜなら、もともと、室内のリフォームに100万円くらいかける計画だったからだ。
そして、話は直ぐにまとまり、契約行為に進むことになった。
世の中には、自宅を売りたくても、売れずに苦しんでいる人もいるが、私は幸いなことに、瞬間で売却できそうだ。大変ありがたい。うまくいったのは、これまでの7年間の不動産経営ノウハウだと思う。