私は、妻に「賃貸併用住宅として、良い物件が見つかったので、内見してきなよ。銀行の支店長が家まで迎えに来てくれて、現地に一緒に行行きましょう、と言っていたよ。」と、伝えた。
すると、妻は、あまり、引っ越しに乗り気ではなかったが、「支店長(実は妻と支店長とは昔から仲が良い)が家に迎えに来るなら、行って見てくるわ。」と言ったので、日程を段取った。
そして、内見の日になった。
支店長自ら運転する車で自宅に迎えに来て、妻を車に乗せ、現地に車を走らせた。(通常なら、不動産業者の車に乗るのだが・・・)
支店長の話しによると、妻は、物件の外観、部屋の作りが、想像を超えるこだわり様で大変ビックリしていたが、とても気に入っていった様だと伝えてくれた。ただ、踏切の音や、ベランダが無いという点は気にしていたようだと教えてくれた。
ということで、銀行の融資も問題なし、私も気に入っている、妻もまあま気に入っているということで、あとは、価格交渉のフェーズに入ることにした。
予算オーバーという問題以外にもいくつか問題はあるが、合格点なので、融資について銀行に相談した。
すると、付き合いが長いので、支店長自ら物件情報を入手し、すぐに現地を見に行ってくれた。
支店長の返事としては、「駅近で資産価値もあり、築年数が浅く良い物件だと思います。融資についての正式回答は本部決裁によりますが、投資物件ではなく住宅ローンなので大丈夫だと思います。」とのことだった。
ということで、融資が通るのであれば、後は妻が物件を気に入るかどうかなので、不動産業者に内見の調整をお願いした。内見の際は、支店長も同席したいとのことだった。
一番最初に見た駅近の予算オーバー物件が、今のところ一番候補となった。ただ、その物件も予算以外の問題がある。。。
◆マイナス面
・駅から近く線路沿いなので、電車の音と踏切の音が聞こえる。
・建物価格が高いので、固定資産税が高い。土地は小規模住宅用地特例があり安くなるが、中古の建物には特例がなく安くならない。
・デザインにこだわり過ぎた建物なのでベランダがない。そして、窓も小さい。
◆プラス面
・居住用賃貸併用住宅ではなく、店舗併用住宅なので、建物を綺麗に使い周囲の掃除も行き届いている。
・角地で、かつ、他の2面も駐車場と隣地の庭なので全方向空いていて開放感がある。
・屋上が広い。眺めがとてもよい。
駅近物件は、かなり予算オーバーなので、不動産会社から別の物件を紹介され、現地を見に行った。
・世田谷区若林
・世田谷区尾山台
・大田区上池台
・大田区北馬込
などなど
金額的には予算内だが、駅から遠くバス便、リフォーム費用が高額、車庫無し、私道の権利問題、空室多数・・・
いろいろ問題が多かった。
結局は、一番最初に見た駅近の予算オーバー物件が、今のところ一番候補となった。ただ、その物件も予算以外の問題がある。。。
駅から近く角地にあるため、予算を大きくオーバーするが16000万円強で、やっと、候補物件が見つかった。早速、物件案件をお願いし、現地に行った。
すると、建物は物凄く綺麗で、デザインにも凝っている物件だった。多分、賃貸部分を居住用ではなく、店舗用にしたからだろう。
室内に入ってみると、これがまた、ビックリするほど広く、綺麗で、かつ、凝った作りになっていた。相当、建物にお金をかけた物件であることは間違いなさそうだ。
賃貸併用で住宅ローン対象の物件とする場合には、自宅部分を建物全体の1/2以上にするという条件がある。この建物は、約300㎡あるので、150㎡を自宅として使用しなければならない。今住んでいる自宅は75㎡なので倍の広さになる。正直、こんなに広くても困ってしまう。
でも、賃貸併用として初めて見た物件ではあるが、お気に入り度は◎だ。