今年は、年初で掲げた目標として、不動産取引の知識に関連性が高い「ファイナンシャルプランナー」を取り組むことにした。
通信教育の学校選びは、宅建でお世話になったフォーサイトにするか、それとも・・・など、比較し悩んだ。
そして、結局、私が選んだのはFPK研修センターというところだ。なぜ、この学校なのかというと、とにかく、テキストが厚いからという理由だ。
一般的に資格取得の学校のテキストは合格するためにポイントを絞った内容にするため、テキストが薄い。しかし、これだと、説明が要約されすぎていて、わからないことがあり効率が悪くなるときがある。宅建勉強中のフォーサイトもそうだった。
そこで、今回は、あえて、真逆のテキストで講義するFPK研修センターを選択した。
実際、テキストが届いて、ビックリした。テキストの厚さは参考書というレベルではなく、百科事典という感じだ。まあ、がんばってみよう。
27年の確定申告を行うにあたり、わからなかった仕分けがあったので、青色申告会に訪問して指導を受けた。
その後、節税をするため、今年から妻に専従者給与を支払いたと伝えると、先生から、専従者としての条件を聞かれた。ここが一番の大事なところで、妻は勤めているが、その勤務先は副収入を認めているので、専従者にしたいと話しをしたが、正社員である場合は、専従者にならないとのことだった。
(まぁ、専従者という言葉から、仕事の掛け持ちはNGだろうと思っていたが、やはり、無理だった)
仕方がないので、高齢の父を掃除要員として専従者になって働いてもらうことにし、手続きを終えた。これで、ざっくり、年間100万円程度の節税。
1日目は媒介契約書の作成がメインだったが、最終日の2日目は売買契約書の作成がメインだった。売買契約書を作成するためには、区役所の建築課や法務局等から書類を入手して、その中の情報を契約書に反映させる必要がある。
これもまた、私にとっては、初めてのことだったので、為になった。
そして、講習最後の1時間は、2日間のことが出題範囲となる修了試験。テキスト参照しながらのテストなので、難易度は非常に低い。当然のことながら、これも無事クリアし、修了証を受領した。
この修了証を添えて、登録免許税等のお金を支払い申請手続きをすると念願の宅建取引士証がもらえる。この手続きは近いうちに実施しようと思う。
昨年、宅建試験に合格したが、私の場合、実務経験がないので宅建取引士証を手に入れるには、2日間の登録実務講習を受けなければならない。
そして、第1日目の講習を終えた。感想としては、講師が説明するテキストの内容は宅建の勉強よりも簡単だった。一方、実務で重要な媒介契約書の作成などは、始めての経験なので、とても為になるものだった。
ただ、不動産投資をする側の私は、宅建業を覚えて、どう役に立たせるかは、残念ながらストーリーが描けていない。あくまでも、知識習得にとどまっている。
付き合いのある管理会社の不動産会社に、新年の挨拶のため訪問した際、平成28年分の節税対策として、アパートの購入を考えていることをに伝えた。
すると、以前からお願いしていたこともあり、今年の6月頃に売却物件が出てくるので紹介できそうだという。
その物件のオーナーが高齢となりアパートを処分する方向となったそうだ。ただ、そのオーナーがお世話になった管理会社に安く譲るので買って欲しいという物件なので、場合により、その不動産会社が買ってしまうかもしれないが、金額面が合わないときには一番に紹介してくれる約束をした。
ちなみに、その不動産会社が購入する場合の予算感は実勢価格の70%だそうだ。だとすると、かなりの確率で私に声がかかりそうだ。とても楽しみ。