H30の確定申告を行うため、すべての入出金情報を弥生に入れた。そして、所得税の金額がはじき出された。想定はしていたが、所得税が約500万円になった。これは、一棟物アパートと区分マンションと自宅の売却利益(長期分離課税)によるものだ。
物件を売却する際には、当然、税金を計算していたので、わかってはいたが、改めて、500万円の税金を支払うとなると複雑な気持ちになる。何とか節税したいと思っても、分離課税なので経費計上できるものは少ない。
所得税の納税は2回に分割できるので、250万円×2回で乗り切ることにした。
今年の確定申告は大変だった。何しろ、通常の家賃収入および給与収入に加え、棟物売却を1件、区分売却を1件、マイホーム売却、棟物購入2件の処理をしなければならなかった。
私は弥生の青色申告を使っているが、困ったことが起きた。それは、棟物を売却した際に必要となる譲渡所得の内訳書という書類がどうしても複数作成(棟物、区分、自宅の3件)することができなかった。そこで、どうしたらよいのかサポートセンターに問い合わせしたところ、システム対応されていないので運用で対応してほしいという回答をもらった。
複数物件の売却を想定していないため、システム化されていないのかもしれないが、これでは、システムを使っているメリットが薄れてしまう。。。 弥生としては、今後の検討事項とするとのことだったので期待したい。
悪質な家賃滞納者の退去後、なかなか、新たな入居希望者が現れなかった。全室が和室になっているからと思い、面倒だがフローリングにセルフリフォームしようと思ったところ、タイミングよく条件次第で入居希望者が現れた。
入居条件としては、畳をすべて新しくすること、玄関先に照明をつけること、火災報知器を各部屋につけること、ベランダの洗濯機の蛇口を新しくすることなどなど、要望は多いが、それほど手間もコストもかからないことだったので、すべて対応する約束をした。
そして、数日後、無事契約となり、他物件を含め、再度、満室経営となった。
悪質な家賃滞納者(生活保護受給者)が退去した後、すぐに募集を開始したが、なかなか内見に至らなかった。
その理由としては、室内は大変奇麗だが、フローリングではなく、2部屋が和室となっているせいだろうと考え、手間がかかるが、職人のアドバイスを受けて自分でクッションフロアーにすることにした。
そして、部屋の寸法を測った後、ホームセンターに行き材料を購入しようとしたときに、偶然にも管理会社から、「先日案内した内見者が条件次第で入居したいそうです」と連絡があった。
セルフリフォームの手間と費用を考えれば、どんな条件でもOKだが、一応、確認した。
悪質で家賃滞納している生活保護受給者が引っ越しを済ませたと管理会社から連絡があった。そして、退去後の状態を見に部屋に入り、いろいろチェックすると、さすが悪質だけあって、退去も悪質だった。
私は、この生活保護受給者が入居する前に、少しでも負担を少なくしてあげようと思い、カーテン、扇風機、コタツ、照明などを新規購入して無償提供した。しかし、その滞納者は引っ越しの際、それらを持ち逃げ、あるいは、古いものと交換していた。また、食器や掃除用具など不要なものは、わざと置き去りにしてあった。
あまりのセコイ対応に愕然としたが、もう、こういう人物は、こういう生き方しかできないと諦めることにした。
まあ、こういう人物が早く退去してくれてよかったと気持ちを切り替え、管理会社に新しい入居者募集を開始してもらった。