家賃滞納問題⑤

 

管理会社から、執行官と現場を見に行くとの連絡があった。どういうことをするのか、聞いたが良くわからなかったが、とりあえず、同行する約束をした。

 

そして、その当日、執行官と管理会社と待ち合わせて挨拶を済ませた。そのあと、執行官と管理会社の人が滞納者の部屋に入るというので、私は外で待つよう指示された。執行官がドアをノックすると、すぐに滞納者が現れ、丁寧なやり取りをしているのが外にいる私にもわかった。(さすがに反省しているのだろう)

 

 執行官からは「滞納者は、すでに引越の準備をしているが、荷物が多いので退去は少し先にして欲しいと言っているが、どうか?」と言われたので、その程度ならと私は合意した。また、管理会社の人の印象では、部屋の様子は荒れた感じもなく、まあまあ丁寧な使い方をしていたと報告を受けた。そして、退去日を決め、玄関に張り紙をして終了したそうだ。

 

この立ち合いで分かったことは、

・実際に退去する日までの家賃はもらえない。

・もし、退去後に残置物があったら、その処分はオーナーの私が対応しなければならない。

・入居者を追い出す形なので、部屋の原状回復費用やクリーニング費用はもらえない。

 

家賃滞納問題④

 

出廷し訴状を提出してから、約1カ月半後が経過した頃、ようやく判決が出た。

判決は、当然のことながら訴状通りだった。(滞納4か月分の約50万円請求)。しかしながら、裁判費用の約2万円は私の負担となった。

 

そして、さらに1か月後、その判決結果が滞納者に渡されたことを証明する送達証明書と強制執行が可能となる執行文が届いた。

 

これで、おしまいではなく、実際の滞納金回収(回収業務は管理会社が行い、回収したお金は立替払いをしている管理会社のものとなる)と、場合により期限までに退去しなければ、強制執行して立退きさせる必要があるので、ゴールはまだ先だ。

 

家賃滞納問題③

 

目黒区APの家賃滞納問題については、その後、下記の書類を用意し、原告として法廷に出廷することになった。

必要書類については、すべて管理会社が作成してくれた。

・訴状(滞納4か月分の約50万円請求)

・甲第1号証(賃貸契約書)

・甲第2号証(賃貸借契約更新確認書)

・甲第3号証(契約上の地位承継確認書)

・甲第4号証(内容証明書用紙)

そして、法廷で裁判官より簡単な質問をされ、「はい、その通りです」と答え、終了した。

後日、訴状に対する判決が言い渡されるとのことだった。

 

家賃滞納問題②

 

目黒アパートで家賃滞納が発生し、管理会社のアパマンから電話があった数日後、このような内容の書類が届いた。

 

 この度、当社にて管理させて頂いておりますXXXアパートXXX号室の賃借人XXX氏に対し、滞納賃料の督促をしていますが、現在滞納4ヶ月となりました。

 つきましては、督促と並行して賃料請求及び建物明渡訴訟をすべき状況と判断しました。オーナー様に原告になって頂き、訴訟の手続きを行いたいと考えております。

 訴訟書面等は当社にて作成し、東京簡易裁判所に申立てを行います。最低1回は法定に出て頂くことになります。判決までは、印紙、切手代として実費2万円程度が必要となります。訴状と期日請書に御記名、押印の上、返信をお願いいたします。

本件よろしくお願い申し上げます。

 

原告になって、法廷に立つとは、、、、なんだか、大変なことになってきた。

家賃滞納問題①

 

目黒のアパートを管理するアパマンより、家賃滞納が発生しているとの連絡があった。

 

私は、最近入居した人が滞納したのだろうと思ったが、実際は私がアパートを購入した当時(H25)から入居していた人だった。

詳しく聞けば、その人は、家賃滞納を繰り返していて、これ以上の滞納になると裁判になると通告すると家賃を振り込むという滞納の常連とのことだった。

 

しかし、今回は、通告しても家賃を振り込まないので、裁判手続きに入るとのことだった。私は、賃貸経営して今年で7年になるが、一度も裁判手続きをしたことがないので、少々、不安だ。これからどうなるのだろう・・・