楽待「不動産新聞」にコラム掲載【第17回】

建物価額の算出方法について②

 

目黒区アパートの物件は、建物と土地の値段が其々設定されておらず、合計金額が契約書に記載されている。

建物金額の算出方法は、4パターンがある。

1.消費税から算出する方法

2.建物残余法 (土地価額を算出し、残余部分を建物価額とする方法)

3.土地残余法 (建物価額を算出し、残余部分を土地価額とする方法)

4.評価額按分法

 

今日は、1の消費税から算出する方法について記載。

ポイントは、物件を購入したとき、土地には消費税が課税されず、建物には消費税が課税されるという点を利用。よって、契約書に土地、建物の金額が記載されてなくても、消費税を支払っていれば、それは、建物に対して支払っていることになる。算出方法は、消費税で割り戻すこと。

 

具体例

 

 一括総支払金額が7,000万円で、そのうち消費税が50万円のケース

(目黒アパートのケースは消費税記載なしのため、この計算方法は利用できず)

 

建物価額    

  50万円 ÷ 0.05 = 1,000万円(税抜き建物価額)

  1,000万円 + 50万円 = 1,050万円 (税込み建物価額)

 

土地価額

  7,000万円 - 1,050万円 = 5,950万円 

  

 

建物価額の算出方法について

 

目黒区アパートの物件は、建物と土地の値段が其々設定されておらず、合計金額が契約書に記載されている。

そろそろ、確定申告の総仕上げをしなければならないので、必死になって調べた。

そして、建物金額の算出方法は、4パターンあった。

 

1.消費税から算出する方法

2.建物残余法 (土地価額を算出し、残余部分を建物価額とする方法)

3.土地残余法 (建物価額を算出し、残余部分を土地価額とする方法)

4.評価額按分法 

 

目黒区アパートの場合、土地残余法で計算したところ、建物価額が高く(減価償却できるので有利)なったので、確定申告では、これを根拠に申告しようと思う。後日、パターン別の詳細について、掲載予定。

 

ちなみに、「価格」ではなく、「価額」という言葉を使っています。

違いを知っていますか? 簡単に言うと、価格=price 価額=Valueです。

 

楽待「不動産新聞」にコラム掲載【第16回】

入居者からの返信年賀状②

 

目黒アパートの入居者からの返信年賀状(寒中見舞い)が、今日も届いた。

そして、コメントが嬉しかった。

そのコメントを要約すると

・管理会社から「お知らせ情報」が掲示されるようになった

・空き地の草刈をしてもらい綺麗になった

・自販機が設置されて便利になった

・住みやすい環境にしてくれて、大変うれしく感謝している

 

前オーナーは高齢の方で、かつ、管理会社も杜撰だったところがあるので、入居者は不満を感じていたのだろう。

それと比較すれば、かなり今は、物件管理の変化を感じてくれているのだろう。

やはり、管理会社任せにするのではなく、可能な範囲で、自らも定期的に物件の管理をすることが大切だと思う。