2ヵ月以上の時間がかかったが、和風モダンを目指した墨田区APのリフォームが、やっと、完成した。
超築古ということもあり、全面リフォームでお金もかかった。そして、隣の住人からのクレームなど、大変だったが何とか終了した。
Before | After |
2ヵ月以上の時間がかかったが、和風モダンを目指した墨田区APのリフォームが、やっと、完成した。
超築古ということもあり、全面リフォームでお金もかかった。そして、隣の住人からのクレームなど、大変だったが何とか終了した。
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最後の仕上げに近い、柱の塗装で小さな問題が生じた。
柱を黒で塗装し壁を白にする和風モダンをイメージして作業をお願いしていたが、昭和50年代初期の柱は、ワックスがかかっているそうで、黒いニス塗装をしたところ、ニスをはじいてしまい、上手く塗装が出来ないとのことだった。状態を見てほしいと大工から連絡があり、直ぐに駆けつけた。
見てみると、確かに対応困難なことが分かったので、ニスではなくペンキで塗装をお願いした。この違いは、ニスなら木目が出るがペンキだと木目が出ないというだけの違いだ。
まっ、この程度は許容の範囲内だ。この作業が終われば、あとは、数日で終了とのことだった。
墨田区APのリフォームは、その後も、隣の入居者からのクレームが続いた・・・
しかし、大工工事が終わったので、この後は、大きな音も立たないので問題ないだろうとリフォーム業者より連絡があった。
この後の作業は、柱の塗装、壁紙、エアコン取付け、照明器具、サッシの調整、クリーニング等で1週間程度で仕上がるとのことだった。
出来上がるのが楽しみだ。
今度は、管理会社から連絡があり、クレームが、かなりエスカレートしているとの報告があった。そこで、私自身が隣の住人に謝罪に行くことにした。
そして、隣の住人に手土産を持って玄関チャイムを鳴らし、「大家のチドリンです、この度は・・・」と挨拶も束の間、「あんたが、大家か! どういうつもりなんだ! 毎日毎日、工事の音でうるさくて・・・」と、いきなり、怒鳴りつけられた。その怒鳴り方は、普通ではなかった。
ただ、いろいろ話を聞いていると、確かに、住人の言い分もわかるので、丁寧に、一つ一つ指摘事項に対して、配慮が至らなかった点を謝罪した。納得はしてもらえなかったが、大家の立場として理解をもとめた。
謝罪が終わり、リフォーム状況を確認するため隣の部屋を覗くと、何と、大工は音が漏れないよう窓を閉め切って、埃だらけの中で汗だくで作業していた。こんな状況で作業してもらって非常に申し訳なく、大工にも謝罪し、急遽、差し入れをした。
久しぶりに大家業の辛さを感じた。リフォームは、この先、数週間続くので心配だ。
翌日、再び工事が始まると・・・
現場で作業している大工に対して、例の入居者が「うるさい!静かにしろ!」と、怒鳴りつけてきたという。大工もビックリして、その日の作業はストップしてしまった。そして、工事業者の社長が、再び、謝罪の挨拶をしたという。
これでは、スケジュールが遅延してしまう。どうしたら良いのかと、社長から連絡があった。私も、悩んだが、リフォーム工事は、期間が2ヵ月弱で終了するので、今後クレームがあっても、作業を続けてもらうことにした。